
現在、子どもを望むカップルの10組に3組が不妊カップルであると言われ、不妊症は増えつつあると言われている。不妊治療は医療の進歩に伴い体外受精や顕微受精により妊娠できる可能性が大きくなってきたが、それでも妊娠が成立しないことがある。女性は心身の状態が妊娠にふさわしくない病的状況に陥ると、妊娠を成立しにくいように妊娠機能を抑制し生体機能が働くとされている。近年、鍼灸治療が心身のバランスを整え、心身の安定を図り、妊娠しやすいからだを作る不妊治療の選択肢の一つとされている。不妊症の鍼治療の実際と症例(実例)をまじえて講義、解説いたします。