2週間経過した時点でX-P上骨折線が明らかになった手舟状骨骨折
H.S. 柔道整復学科 森田 2006年11月29日
負傷した時点では本人が捻挫程度と思っていたが日々腫張と疼痛が憎悪したため、転倒から3日目に当院に来院した例を報告します。本例は右手をついて転倒し、その時点で疼痛・運動痛があるも腫張が少なかったことから、本人自身、まさか骨折があろうとは思っていなかったというものです。X-Pで橈骨下端部骨折が判明し、また触診や徒手検査で舟状骨骨折が強く示唆されたことから、前腕から MP j 手前までのプレスチックギプス固定を行った。2週間過ぎた時点の X-P で舟状骨の骨折線が明確に観察された。初診時の触診や徒手検査の重要性を再認識させられた症例だった。
症例
77 才 女性
負傷機転
2006年11月24日 (金)
22時頃、足元のホットカーペットに足をひっかけて前方に転倒し、右手関節部を屈曲強制し負傷した。
既往症
昨年の2005年12月から左門町医院内科にて高血圧症、狭心症の治療中であり、今年の2006年8月からは肝機能障害と診断をうけ現在、治療中。また同じく2006年8月より整形外科にて骨粗鬆症、老人性側弯症と診断を受け、当施術所にて、老人性側弯症に対する理学療法、運動療法にて加療中。
来院までの経過 Table
初診時の外観写真
初診時の固定
固定後の経過 Table
X-P 外観の経過