御礼とご報告
この度は、畳をご寄贈いただきまして、本当にありがとうございます。私は青年海外協力隊として2017年6月末よりガーナに派遣されております大道裕二郎と申します。ガーナの青年・スポーツ庁のガーナ柔道協会に配属され、首都のアクラ市で柔道を2カ所の施設で教えております。今回その一つであります、ガーナの刑務官養成学校内のクラブチームに畳を届けさせて頂きました。本クラブチームはJOCVの柔道隊員がこれまでに多数派遣されている施設でもあり、監督、選手共に柔道をしっかりと理解しています。ジュニアクラス25名(6歳~12歳)、シニアクラス30名(13歳~)総勢55名の選手が在籍しております。練習は週に3日、16:30~18:00までジュニアクラス、18:00~18:30までシニアクラスの練習を行っております。以前は数十枚しかない畳の上で柔道をしており、その畳も劣化が激しいものでした。また、試合形式の練習(乱取)をするにも2、3組が限度であり、畳と畳の間に足を取られる事や、選手同士が接触してしまう事が日常茶飯事、お世辞にも良い環境とは言えませんでした。しかしながら、新しい畳が来たことにより選手たちも安全に柔道を学ぶことが出来ております。子供たちが新しい畳の上で楽しそうにはしゃいでいる姿を見て、大変嬉しい気持ちと感謝の気持ちでいっぱいになりました。
また、5月5日に贈与式及び記念大会を開催させて頂きました。その際にガーナのメディアや日本の企業の方たちをお招きした盛大な会となりました。この機会にガーナで柔道の素晴らしさ、在り方について、より一層の理解が深まり日本とガーナのきずながさらに強くなったことは間違いありません。今回ご寄贈いただいた畳は、刑務官養成学校内の施設においてしっかりと管理し、私自身も管理法について指導していきます。刑務官養成学校校長をはじめ、柔道協会会長、コーチ陣一同心より感謝しております。何よりも子供たちが満面の笑顔でした。今回は本当にありがとうございました。
少しですが、私の活動とガーナについて紹介させていただきます。