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美容鍼灸クラブ活動のご紹介

美容鍼灸クラブとは、実践的なスキルを身につけるための活動が、まるで授業そのもののように展開されています。顔の解剖学を学び、顔へ鍼を刺すことの練習を繰り返すことで、実践的な美容鍼灸の技術を習得するクラブです。以下、クラブの活動内容を詳しくご紹介します。

基礎からスタート

本校の授業では1年生の段階で、鍼の基礎的な刺し方を学びます。この基礎をもとに、2年生の4月の授業で顔への安全な鍼の刺し方を習得していきます。この内容を習得できた人が美容鍼灸クラブへ入部する条件となります。クラブの内容は、授業そのものであり、教員の指導のもとで顔の解剖学や安全な刺し方を学びます。顔の筋肉や神経、血管の位置などをしっかりと理解することで、正確かつ安全に鍼を刺すスキルを磨いていくのです。

実践を重視:デモンストレーションと反復練習

美容鍼灸クラブでは、教員によるデモンストレーションを行い、その技術を間近で観察した後、クラブ員が毎週練習を重ねます。少数の鍼からスタートし、最終的には臨床現場と同様の20~30本の鍼を顔に刺せるようになることを目指します。このプロセスは、まさに授業そのものであり、実践トレーニングを通じて、着実に技術を身につけていきます。

ステップアップ:2年生から3年生へ

2年生の秋までには、顔への鍼の刺し方をほぼ学び終え、さらに身体の全身を調整するツボへ鍼を打つ練習も行います。身体の不調は顔にも現れるので、全身状態を高めることが美容鍼灸においては大切だからです。そこに加え3年生で美容鍼灸の授業が本格的に始まりますので、クラブ活動で培ったスキルはさらに向上することになります。

外部講師による特別指導

しかし、クラブでは学び辛い点もあります。美容鍼灸はセラピストの違いにより施術方法が違う点や、美容鍼灸サロンでの接遇の大切さです。そこで、外部講師を招き実践現場においては何が大切なのかを学ぶことも加えていきます。これにより、卒業後に即戦力として活躍できるスキルを高めていきます。

今回の講師は【株式会社N-LaBo GINZA HARICCHI 様】です。特別指導の様子を一部公開しますのでご覧ください。

美容鍼灸クラブの目標

美容鍼灸クラブとは、授業のように美容鍼灸を学ぶクラブです。解剖学を基に、繰り返し練習を行い、最終的には顔や全身にわたる鍼灸技術を安全に実践できることを目指します。卒業時には、現場で活かせるスキルを持った鍼灸師として、活躍できるプロフェッショナルになれるよう活動しています。